院長ご挨拶

皆様初めまして。院長の町田と申します。

さて、クリニックと言いますと通常は、病気を治す場所だと思われがちですが、私たちは『病気を良くするにはどうしたらいいか?』というよりも、『どうしたら元気でいられるか?』、『どうしたら病気をしないでいられるか?』をテーマに取り組みを続けております。

『???』となった方が多いと思いますので、もう少し付け加えますと、『病気ではないけれど元気のない人はどうしたら元気になれるのか?』、『元気を長持ちさせる、さらに元気になるためにはどうしたら良いか?』さらには『将来的に病気になることなく元気で過ごすためにはどうしたら良いか?』を考えるクリニックです。

『病気になって初めて健康であることの大切さを痛感しました。』

これは私が病院勤めの時に担当した患者さんから聞いた言葉です。ほぼほぼ全員と言ってよいほど多くの方から同じ言葉を耳にしました。しかし、そうは言っても、現代人はなかなか『病気』になる手前に自分自身でブレーキをかけることが難しいですよね。一旦、『病気』というブレーキがかかるまでは、日々の忙しさに、自分自身を顧みる機会を奪われていると思います。

また、体調不良を抱えながら日々を過ごされている方も多いと感じます。日々の臨床に携わっていると、『病は気から』という言葉を思い出します。一般的には『病気は気の持ちようだ』という解釈になると思います。しかし、実は本来の順番は逆であると、臨床をしていると強く感じます。外来にいらっしゃる方々や訪問先で、患者さんの症状を伺う際にどういう順番で調子が悪くなってきたかを注意深く聞いていくと、やはり、体の調子がおかしくなって気持ちにも影響してくる場合が大方を占めていらっしゃいます。つまり、『気持ちが弱っている状態』から『病』に発展していくのではなく、『体が弱っている状態』から波及して『気持ちが弱っていく』という解釈ですね。『病は気から』というのは、『気持ちの持ちようでなんとか出来る状態から、気持ちの持ちようではなんとも出来ない状態まで』を幅広く指しているように感じます。主に、自分自身を奮い立たせる時や、弱っている相手を元気づける時に良く使います。つまり、やっぱり気持ちが先ではなく、体の不調が気持ちの不安定に繋がると考えられます。

さて、一方で、私たちが日常でよく用いる『気持ち』とは一体どこから湧いてくるのでしょうか。私は、『細胞』からくると考えています。私たちの体はおよそ60兆個の小さな細胞達の集まりです。細胞達が役割ごとに分かれて、各々の役目を果たすことで一人の『個人』が元気に活動出来るのです。細胞達は数多くの物質を用いて各々とコミュニケーションを取っています。

しかし、その細胞達が上手く活動出来なかったら…つまり細胞同士が上手くコミュニケーションが取れなかったから、当然、『個人』も元気に活動することが制限されます。元気のない細胞達が少なければ他の細胞達が頑張ることでカバーできるでしょうが、それが少しずつ多くなっていった場合、『個人』に降りかかるのは『病気』という状態です。精神もこの細胞達のコミュニケーションによってコントロールされています。ですから、当然、気持ちでなんとか出来るというのは、細胞達がなんとか出来る状態であるということに他なりません。

つまり、精神や肉体の健康は、もとを正せば『細胞』が全ての鍵を握っているというが考えられます。そして、『細胞』が正常に活動出来なくなる原因は体の『うち』と『そと』にあり、さらに細かくみていくと、細胞の『うち』と『そと』にあります。いわゆる重症な病にかかるほど、『うち』と『そと』の両者が複雑に組み合わさって影響を与えています。

私たちのクリニックではこの『細胞』に着目し、細胞が正常な働きを保つためにはどういう環境を作れば良いのかを通じて、皆様が日々を元気に過ごせるための方法をご提供していきます。

C5クリニック / 院長 町田 亮